第八日目	２月１9日

アンテイグア観光｡グアテマラシテイ観光｡

グアテマラシテイ泊。

チチカステナンゴは標高2000mを越えるだけにこの日朝は少し冷えましたね。
朝食後チチカステナンゴを7:00出発。
アグア火山の山麓に広がる旧都アンテイグアへ向かいます。

 グアテマラの首都は数次の変遷があり､当初スペイン人征服者は最初
イシムチエに本拠地を置いたが 戦乱により焼失、1526年シウダー・
ピエハに首都を建設、次いでテクバンへ移転、これらがアグア火山の噴火
や大地震により壊滅した後1543年からアンテイグアが首都となっていた。

　しかしここアンテグアも1773年の地震により大きな被害を受け、1775年
現在のグアテマラシテイに首都が移されたもの。

途中レモンパイが美味しいテクバン村のカフェで小憩ののち、
9:30「アンテイグア」到着。まず織物博物館を見学。

この地方では 女性は5歳のころから母親に織物を習い、16歳（結婚適齢期）
前には家族の衣服が作れなくてはならないそうです。

　此処の織物は 流石に昨日のチチカステナンゴの露店で売っていたものの
数倍しますが やはり出来が違いますね。
　次いでアンテイグアの市内を歩いて観光です。｢アンテイグア｣は往時人口
6万人を擁してコロニアル様式の街並みを誇った面影が現在も残っていて
独特な佇まいを示しており1979年世界遺産にも指定されています。

ここはジャカランタの花のほか、ピンクのマテイリグアなどの花も咲いていて
綺麗でした。またこの街はスペイン語学校が沢山あるのでも有名で、現在
人口3万人の街にスペイン語学校が50以上あり､ここで数週間から1〜2ｹ月
程度レッスンを受けてからラテンアメリカ諸国の観光に出かけていく長期
旅行者も多い由。

 1736年建立のメルセー教会･メルセー修道院から観光を始めました。

ここも一部廃墟化した部分があるが その中庭には中米最大規模と言われた
噴水が残っていました。

　カプチナス女子修道院､カルメン教会､サン･カルロス大学､カテドラル
（大聖堂）と順次見て歩きましたが このカテドラルも地震で当初のものは廃墟
と化しており､この街が数次にわたって地震の被害を受け結局グアテマラ
シテイに首都を移さざるを得なくなったことが良くわかります。

一巡してアンテイグアの中央広場へ。

此処の噴水は 珍しく女性の乳房から水が迸り出る石像があり 面白いので
写真に撮って来ました。

 　12：45　広場近くのレストランで昼食。

グアテマラ名産のコーヒーの買い物などしてから 14:00 グアテマラ・シテイ
へ向かって出発。

14:55「グアテマラシテイ」到着後国立考古学民族学博物館見学。

　ここはグアテマラにおける古代マヤ文明の遺品が集められていてなかなか
見事なものでした。

次いで旧市街のカテドラルや国家宮殿のある中央広場で16：15写真ストップ。

ただこの旧市街地域は治安のよくないところで 暗くなると物騒であり、
17：00早々に第六日目と同じホテル ヴィスタ・レアル へ。

アンテイグアの近くには グアテマラ富士といわれるアグア火山（3766ｍ）
が各所から眺めることができるのですが この日は頂上に少し雲が掛かって
いることが多くホテル ヴィスタ・レアルに到着する寸前 完全な姿を垣間見る
ことができました。

やはり5つ星ホテルは快適ですね。

夕食も本格的なフランス料理が各自の席まで運ばれ、部屋もベッドも
上々です。　

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